妊活の血液検査・ホルモン値から
考える身体づくり
病院で「基準値内なので問題ありません」と言われた検査結果を持って、それでも不安が残ったままご相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
基準値は「病気かどうか」を判断するための幅です。妊活という視点で見ると、その幅の中でも余裕がある状態と、ぎりぎりの状態があります。葵堂薬局では、お手元の検査結果を一緒に見ながら、どこに余裕を持たせられるかを考えます。
なぜ薬局が血液検査の数値を見るのか
代表の西岡は、漢方相談の道に入る前、製薬会社で新薬の研究開発に携わっていました。データから身体の状態を読む視点は、そのときに培われたものです。
中医学の見立てだけでも、栄養学だけでも、見えないものがあります。両方を重ねると「なぜこの人は冷えるのか」「なぜ高温期が続かないのか」の説明がつくことがあります。数値は体質を否定するものではなく、裏付けるものだと考えています。
検査項目から探す
気になる項目からお読みください。お手元に検査結果がなくても構いません。
卵巣の状態に関わるもの
採卵や卵の育ちを気にされている方へ
ホルモンの働きに関わるもの
周期が整わない、冷えやだるさがある方へ
栄養状態に関わるもの
葵堂薬局が最も重視している領域です
「基準値内」と「妊活の視点」の違い
同じ数値でも、見る目的が違えば評価が変わります。下の表は、ご相談でよくお話しする内容です。
| 項目 | 病院で言われること | 妊活の視点で確認していること |
|---|---|---|
| フェリチン | 基準値内であれば貧血ではない、と説明されることが多い項目です。 | 貯蔵鉄の余裕を見ています。基準値の下限に近い場合、血をつくる材料としては心もとない状態と考え、食事の内容から確認します。 |
| ヘモグロビン・MCV | 貧血の有無を判断する項目として説明されます。 | 数値だけでなく、赤血球の大きさ(MCV)も併せて見ます。鉄が足りていないのか、別の要素があるのかの手がかりになります。 |
| ビタミンD | 妊活の一般的な検査項目には含まれないことが多く、測っていない方が大半です。 | 測っていれば確認します。不足している方が少なくないため、食事や日光の当たり方についてもお聞きします。 |
| 血糖・HbA1c | 糖尿病かどうかの判断として、基準値内なら問題なしとされます。 | 空腹時の一点では見えない「波の大きさ」を、体感からお聞きします。食後の眠気や急な空腹感が手がかりになります。 |
| TSH | 一般的な基準の範囲内かどうかで判断されます。妊活中は別の目標を示されることもあります。 | 通院先で目標値の指示があれば、それを前提にします。冷えやだるさといった自覚症状の方からも確認します。 |
※ここに挙げた考え方は、当店のご相談における見方をお伝えするものです。検査値の判断や診断は医師が行うものであり、病院の説明を否定するものではありません。目標とする数値については、通院先の方針を優先してください。
検査結果をお持ちいただくとき
コピーで構いません
原本をお持ちいただく必要はありません。スマートフォンで撮影した画像でも拝見できます。オンライン・お電話でのご相談の場合は、事前にお送りいただくこともできます。
複数回分あると、より分かります
一度の結果よりも、時期の違う2〜3回分を並べると変化が見えます。手元にある範囲でお持ちください。
基礎体温とセットが理想です
検査値は採血したその日の断面、基礎体温は毎日の記録です。両方あると周期の全体像が見えてきます。
お持ちでなくてもご相談いただけます
月経の状態や体調のお話から始められます。今後検査を受ける予定があれば、どの項目を調べると良いかについてもお話しできます。