漢方の葵堂薬局 妊活・不妊の漢方相談
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はじめての妊活漢方相談

執筆・監修:薬剤師 西岡敬三 公開日: 更新日:

葵堂薬局の妊活漢方相談は、ご相談そのものに料金はかかりません。病院の不妊治療と併用でき、治療を続けながらのご相談も承っています。血液検査や基礎体温の数値と、冷えや睡眠、便通といった日々の体調の両方を見て、いま整えたい土台を一緒に整理します。うまくいかない原因をご自身の中に探し続けている方ほど、一度いまの状況を言葉にしてみてください。

葵堂の妊活漢方相談でできること

初回は約60分、薬剤師がお話を伺います。店頭、お電話、オンラインのどれを選んでも、伺う内容とご提案の進め方は変わりません。全国からご相談いただいています。

費用が発生するのは、体質に合わせてお選びした漢方薬や食品をお求めいただいた場合だけです。ご提案の際は1か月あたりの金額を先にお伝えします。その場で決めていただく必要はなく、ご自宅で検討されてから改めてご連絡いただいて構いません。

病院の不妊治療と漢方相談はどう違うか

病院の不妊治療でできること

初めての方がこの区分を知っておくと、いま自分がどの段階にいるのか、漢方相談で何を補えるのかが整理しやすくなります。病院の不妊治療は、検査で原因を探り、妊娠の確率を段階的に高めていく医療です。

治療 内容
タイミング法 排卵日を予測し、夫婦生活の時期を合わせる
排卵誘発 卵胞の発育や排卵を薬で助ける
人工授精 調整した精子を子宮内に注入する
体外受精、顕微授精 採卵した卵子を体外で受精させ、胚を子宮に戻す
外科的治療 子宮内膜症、卵管、子宮の病変などを手術で治療する

どの段階から始めるかは、年齢や検査結果、治療歴によって医師が判断します。

保険適用の条件で誤解されやすいこと

2022年4月から、タイミング法や人工授精などの一般不妊治療と、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療の基本的な部分が公的医療保険の対象になりました。対象は法律婚の夫婦だけではありません。事実婚のカップルも含まれることが、厚生労働省の保険適用に関するQ&Aに明記されています。

生殖補助医療には、治療開始時に女性が43歳未満であることと、年齢に応じた回数の上限があります。事実婚の方は関係を確認する書類を求められることがあります。細かな条件と必要書類は、治療を始める医療機関で確認してください。

併用するときの役割分担、西岡の考え

病院の治療と漢方相談は併用できます。私が最初にお伝えするのは、この二つの役割の違いです。病院の治療はホルモンバランスや排卵を薬で直接コントロールします。漢方は血流や冷えなど、妊娠しやすい体の土台を整える側を担います。畑にたとえるなら、病院の治療は種をまき芽を出させる技術で、漢方は土を耕して水はけと栄養を整える作業です。どちらかを選ぶ関係ではありません。

病院の治療を自己判断でやめないでください。漢方薬やサプリメントを飲んでいることは主治医にも伝えてください。採卵や移植の予定がある方は、その時期に合わせて飲み方を調整します。妊娠が分かったときも、続けるかやめるかを自己判断せず、まずご連絡ください。持病の薬を飲んでいる方は、初回にその薬の名前を教えてください。

初回の相談で伺うこと

問診の順番

初回の相談では、次の順番でお話を伺います。

順番 伺うこと 目的
1 治療歴。病院で何と言われているか、ご本人がいま気になっていること 現在地を共有する
2 月経周期 周期の長さと乱れを見る
3 基礎体温 低温期と高温期の形を見る
4 血液検査のデータ 数値の読み方を一緒に確認する
5 食事 何を、いつ、どれくらい食べているか
6 睡眠 寝つき、途中で目が覚めるか、朝の目覚め
7 冷え 手足、お腹、腰のどこが冷えるか
8 便通 回数、硬さ、すっきり感
9 飲んでいるサプリメントや健康食品 重複や不足を確かめる

治療歴を最初に伺うのは、病院で受けている説明とご本人の不安の間に、ずれがあることが多いからです。そのずれを埋めるところから相談を始めます。

数値と体調の両方を見る理由、西岡の考え

検査数値は、その日の体の一断面です。同じAMHの値でも、手足の冷えが強く月経血に塊が多い方と、食が細く胃腸が弱っている方では、整える順番が変わります。前者は血流を、後者はまず胃腸を優先します。数値だけを見ると誰にでも当てはまる一般論になり、体調だけを見ると根拠が薄くなります。両方を並べて見るのは、そのためです。

当店の相談では、治療歴が長い方ほど、食事や睡眠の話が後回しになっている方が見られます。数値を追う日々の中で、体の土台がいつの間にか痩せていることがあります。

持ってきていただきたいもの

基礎体温表は2〜3周期分あれば十分です。血液検査の結果はコピーで構いません。治療の経過は、いつ何をしたかを簡単にメモしていただけると助かります。服用中の薬やサプリメントは、名前が分かるものをお持ちください。

どれも無くても相談できます。基礎体温を測っていない方には、相談の中で測り方からお話しします。

お持ちいただく前に予習したい方は、検査値の読み方を検査値から探すで、基礎体温の見方を基礎体温タイプ別ガイドで解説しています。

費用と相談の流れ

ご提案のときに1か月あたりの金額を先にお伝えします。予算のご希望があれば、その範囲で優先順位をつけてご提案します。金額の目安は妊活漢方相談の料金について、相談の進み方はご相談の流れをご覧ください。

よくあるご質問

Q治療中でも相談できますか
できます。治療の段階に合わせて、飲み方や優先順位を調整します。主治医には漢方薬を飲んでいることをお伝えください。
Q相談したら何か買わないといけませんか
いいえ。ご相談だけで終わっても費用は発生しません。ご提案の内容と金額を見てから決めていただけます。
Q男性も相談できますか
できます。精子は男性の体調の影響を受けますので、ご夫婦でのご相談も承っています。 そのほかの疑問は妊活・不妊相談Q&Aにまとめています。 最終更新日 2026年9月4日
文責 薬剤師 西岡敬三(漢方の葵堂薬局)

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