妊活を始めたばかりの方へ
まず、自分の周期を知ることから
「そろそろ子どもがほしい」と思い始めた段階で、何から手をつければ良いか分からないというご相談をいただきます。病院に行くべきか、まだ様子を見るべきか。このページでは、最初の一歩についてお伝えします。
まず、基礎体温をつけてみてください
最初にできて、いちばん情報が得られるのが基礎体温です。特別な検査を受ける前に、ご自身の周期の形を知ることができます。
低温期と高温期の二層になっているか、高温期がどのくらい続くか。これが分かるだけで、次に何を調べるべきかの見当がつきます。2〜3周期分あると傾向が見えてきます。
基礎体温は「きちんとつける」ことより「続ける」ことが大切です。測り忘れた日があっても構いません。
病院に行くタイミング
受診の目安は年齢や状況によって変わりますが、次のような場合は早めに相談されることをおすすめします。
- 月経周期が極端に長い、短い、または不規則
- 基礎体温が二層にならない
- 月経時の痛みが強い、経血の量が極端に多い
- 年齢が35歳以上で、妊娠を希望している
- ご家族に子宮や卵巣の病気の既往がある
この段階から漢方を考える意味
「まだ不妊と診断されていないのに漢方は早すぎるのでは」と言われることがあります。私どもの考えは逆です。周期が整っていない状態を放置するより、早い段階で整えておいた方が、その後の選択肢が広がります。
また、この段階なら生活の見直しだけで変わる部分も多く、費用の負担も小さく済みます。「まだ何もしていない」というご相談で構いません。
食事と生活で、まず見直したいこと
いきなり大きく変えようとすると続きません。優先順位をつけて、できるところから始めていただきます。
- 朝食を抜かない — 血糖の波が大きいと身体に負荷がかかります
- タンパク質を意識する — 身体をつくる材料です
- 下半身を冷やさない — 巡りに関わります
- 睡眠時間を確保する — ホルモンの働きに関わります
- 極端な糖質制限やダイエットは避ける — 月経が乱れる原因になります
お読みいただくうえでのお願い
このページは、漢方相談でどのように身体を見ているかをお伝えするものです。病院での検査・治療に代わるものではなく、治療の中断をおすすめするものでもありません。また、妊娠を保証するものではありません。服用中のお薬がある場合は、必ずご相談時にお知らせください。