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漢方薬にとってミネラルは必要か?

ミネラルは、人間の健康を維持するのに欠かせない成分です。

では、漢方薬にとってミネラルは必要なのでしょうか。

ミネラルとは

人間の体を構成している主な成分は蛋白質や炭水化物などですが、これ以外にもミネラルがないと、健康を維持することができません。

ミネラルには、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなどがあります。いずれも微量ミネラルと呼ばれるもので、人体にとってなくてはならないものです。

このミネラルの中でも重要なのが鉄です。鉄は赤血球のヘモグロビンを作るのに必要なミネラルで、これがないと体の隅々まで酸素を届けることができません。女性は月経により血液を失うので、男性より多くの鉄が必要となります。鉄はレバーやカツオ、貝類などに含まれています。積極的に鉄を摂るにはサプリメントが有効ですが、アミノ酸やビタミンCを併用すると吸収率が高まります。

また、亜鉛も人体にとって重要なミネラルです。亜鉛は細胞分裂に深く関わっており、骨や筋肉などの成長に欠かせません。体内では骨や筋肉、皮膚、肝臓、脳、腎臓などに蓄えられています。精子の生成も細胞分裂が必要なため、亜鉛が欠乏すると精子の生成量に影響します。さらに、亜鉛は男性機能の活性化にも欠かせない成分で、慢性的に亜鉛が不足すると勃起不全などの症状に陥ります。

このように人体になくてはならない亜鉛ですが、摂取しすぎると銅の吸収を阻害するため別の問題が起きてしまいます。牡蠣や肉、ナッツ類などに多く含まれますが、食材から亜鉛を摂る限り摂取過多になることはありませんが、サプリメントで亜鉛を摂取する場合は摂取量に注意しましょう。

漢方薬とミネラル

漢方薬は複数の生薬からできており、生薬どうしの効能や生薬と他の成分との組み合わせで相乗効果を生み出します。

ミネラルは上記のように人体にとって不可欠な成分となります。そのため、ミネラルが不足すると体自体に影響が出てくるため、漢方薬の効果にも影響が出る可能性があります。

直接的な関係はありませんが、漢方薬の効果を高めるためにも体をつくるベースとなるミネラルの摂取は必要になります。

まとめ

ミネラルは炭水化物や脂質、タンパク質と同様に、体を構成する主要成分です。そもそも体を構成する要素がすくなければ、漢方薬の効果が薄れてしまう可能性もありますので、

しっかりとした食生活を心がけ、ミネラルの摂取をするようにしてください。


■ この記事を書いた人

漢方の葵堂薬局 薬剤師 西岡
薬剤師 西岡 敬三 (登録番号:第242155号)

漢方の葵堂薬局 (薬局許可番号:第12A00006号)
大阪府堺市東区日置荘西町4丁36-7
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