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漢方薬はグレープフルーツジュースと一緒に飲んではいけないの?

高血圧の薬は、グレープフルーツジュースと一緒に飲むのは危険だと言われています。それはなぜでしょうか。また、漢方薬の場合はどうなのでしょうか。

□グレープフルーツの影響

グレープフルーツと相性が悪いのは、カルシウム拮抗薬という薬です。カルシウム拮抗薬は、肝臓が出す酵素によって分解されますが、この酵素の効能をグレープフルーツに含まれる成分が阻害するために、薬の成分がいつまでも体内に残ることになり、結果として薬が効きすぎてしまうのです。高血圧の薬が効きすぎると、血圧が下がりすぎるため、場合によっては危険な状態に陥ることもあります。

そのために、「血圧の薬はグレープルフルーツジュースと一緒に飲むな」と言われているのです。しかし、このような弊害があるのはグレープフルーツだけではありません。

それなのに、なぜグレープフルーツだけが槍玉に上がっているのかというと、グレープフルーツが一番身近にあって薬と一緒に飲む機会が多いと予想されるからです。グレープフルーツのほかに、橙や夏みかん、ポンカン、いよかん、キンカン、はっさくなども、同様の影響がありますから注意が必要です。

□どんな症状が出るのか

ちなみに、グレープフルーツとカルシウム拮抗薬を併用すると、毛細血管を拡張して血圧を低下させるため、ふらふらしたり胸がどきどきすることがあります。通常の状態であればこの程度で済みますが、場合によっては命に関わることもあります。それはヒートショックと呼ばれる症状が起きたときです。

ヒートショックとは、冬の寒い日に温度の低い脱衣場で服を脱いで風呂に入り、湯船に浸かった途端、それまで縮んでいた血管が急に開いて血圧が下がる現象です。こうなると、最悪の場合湯船の中で気絶してしまい、溺死するおそれがあります。しかも、このときグレープフルーツジュースとカルシウム拮抗薬を併用していると、さらにヒートショックの症状が強く現れてしまうため、溺死の可能性が高まるのです。

では、漢方薬はグレープフルーツジュースと併用してはいけないのでしょうか。漢方薬でも、血圧を下げる作用のある薬は、グレープフルーツジュースとの併用は避けたほうが無難です。西洋薬のカルシウム拮抗薬ほどの影響はありませんが、多少なりともリスクがあるのは間違いありません。

□まとめ

高血圧の薬は、グレープフルーツジュースと一緒に飲むのは危険だと言われています。特にカルシウム拮抗薬と呼ばれる高血圧の薬は要注意です。西洋薬のカルシウム拮抗薬ほどの影響はありませんが、漢方薬でも血圧を下げる効果のある薬は、グレープフルーツとの併用は避けたほうが無難です。

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