不妊治療に伴うストレスの解消法
公開日:2017/08/20 / 更新日:2022/02/03
不妊治療を始めてから、イライラしたり落ち込んだりすることが増えたなと感じることはありませんか?
それも当然です。周囲からのプレッシャーや先の見えない不安を感じた時、想いとは裏腹に結果が出ない時など、ストレスを感じてしまう場面は少なくありません。
薬の飲み忘れや毎日の体温測定が些細なストレスになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
過度のストレスはホルモンバランスを乱す要因にもなり、卵子の成長や排卵機能の低下、生理周期の乱れも招いてしまいます。
しかし、ストレス自体を感じずにいることは不可能ですし、感情を無視することが反ってストレスになってしまうこともあります。
そこで、ストレスを感じないようにするのではなく、うまく処理していく方法を今回はご紹介します。
その場に倒れ込むように寝そべってみる
不妊治療に取り組まれている方は努力家な方が多く、日々無意識に身心に疲れをため込みがちです。そこで、疲れを感じたら少し手を止め、その場に寝そべってみましょう。職場であれば、肩の力を抜いてリラックスしてみるだけでもいいでしょう。意外と普段から無理していたことに気が付かれる方も少なくありません。意識的に何もしないでいてみる時間を設けることをオススメします。
同じ姿勢でいることが多い時には、簡単にでも体を動かしてみる
実は、人間は運動しなさ過ぎることもまた、ストレスになると言われています。運動と聞くと億劫に感じてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、背伸びや簡単なストレッチだけでもいいので、体を動かしてみましょう。また、前向きな行動をすると連動して心も前向きになる傾向にあるといいます。普段から背筋を伸ばして生活するだけでも心にプラスの作用があると言えるでしょう。
あえてストレスを感じ切る
できるだけ楽な体勢になり、一度そのストレスを感じ切ってみましょう。一口にストレスと言っても、疲れ・不安・辛さ・悔しさ・イライラ・虚しさなど、あらゆる種類の感情から起因しています。それらを無視せずに感じ取り、しばらくその感情に浸ってみましょう。思い当たる原因や湧き出る想いがあれば、ノートなどに書いて客観的にストレスを分析してみることも有効です。
いかがでしたか?今回は不妊治療に伴う有効なストレス解消法についてご紹介致しました。ストレスとはうまく付き合い、専門家の協力も得ながら焦らずに一歩一歩前に進んで行きましょう。

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