不妊治療中は適度な運動を|おすすめの運動と注意点
公開日:2019/04/06 / 更新日:2019/12/03
「不妊治療中ってどんな運動をしたらいいの?」
妊娠しやすい身体を作るには、バランスの取れた食事や十分な睡眠、さらに適度な運動も大切です。
しかし、不妊治療中はどんな運動をしたらいいのか分からない方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、不妊治療中におすすめの運動と運動の注意点についてご説明します。
□どうして妊娠には運動が必要なの?
そもそもどうして適度な運動をすることで、妊娠しやすい体質に改善できるのでしょうか。
その理由の1つ目が冷え性の改善です。
女性に多い冷え性は、運動して血行を良くすると改善が期待できます。
血の巡りが良くなると、子宮や卵巣によりたくさんの栄養を運ぶことができます。
これによって、子宮や卵巣の機能が改善できるのです。
また、運動で自律神経が安定することも妊娠体質をつくれる理由の1つです。
さらに運動をすることで、質の高い睡眠をとれます。
□不妊治療中の運動で気を付けたいこと
*不妊治療中は激しい運動は避ける
不妊治療中は、できるだけ激しい運動は避けましょう。
激しい運動をすると、ホルモンバランスが乱れてしまうことがあります。
また活性酸素が必要以上に発生し、卵子や精子にダメージを与えることもあります。
さらに運動が逆にストレスとなれば、自律神経が乱れてしまうかもしれません。
そのため、妊娠しやすい身体を作るなら激しい運動は控えた方がいいでしょう。
*体外受精中は安静に
体外受精中は、体への負担を減らすために適度な安静を心がけましょう。
激しい運動以外にも、無理な残業や肉体労働、体力を消耗する家事などはおすすめできません。
ただし、溜まったストレスを解消することも大切ですから、軽いウォーキングなどをするといいでしょう。
□不妊治療中におすすめの運動
*ウォーキング
不妊治療中は、手軽に生活に取り入れられるウォーキングがおすすめです。
ウォーキングで下半身を動かすことで、子宮を温め受精卵が着床しやすくなるかもしれません。
また骨盤底筋が鍛えられるため、安産になることも期待できます。
*ヨガ
全身の筋肉を使える有酸素運動です。
代謝の向上はもちろん、リラックス効果も期待できます。
中には、ホルモンバランスも整えるポーズもあるそうです。
*ストレッチ
運動が苦手な方におすすめしたいのがストレッチです。
気が向いたときにできることがおすすめのポイントです。
骨盤の位置を整えるストレッチもあり、不妊症の改善に効果があるといわれています。
□まとめ
今回は、不妊治療中の運動方法や気を付けるべきポイントをご説明しました。
不妊治療が長引くと、不安でストレスが溜ってしまうことが多いです。
そんなときは、ご紹介した運動で体を温めながら、ストレスを発散してみてはいかがでしょうか。

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