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卵子の老化ってなに?不妊治療における対処法を紹介します。

不妊治療を受けたいという方にとって、年齢による妊娠の難しさは悩みの種かと思います。
高齢になるほど、不妊治療をしても妊娠できる確率は低くなります。
年を重ねるほど不妊治療が難しくなる理由に、生殖機能の変化があります。

具体的に生殖機能の変化というと「卵子の老化」があります。
卵子の老化とは具体的にどのような症状なのでしょうか。
「卵子の老化」とは加齢による卵子の数の減少と質の低下のことをいいます。

□卵子の数の減少

年を重ねるごとに卵胞の数は減少し、卵巣予備能は低下します。
月経開始から排卵までの時間が不安定になったり、卵胞の消費量が増加したりといった症状が現れます。

さらに、卵子のもととなる卵母の数は生まれてから減り続け、新たに卵母が作られることはありません。
生まれたときに200万個ほどあった卵母は、30代後半に差し掛かると、1000個まで減少します。

□卵子の質の低下

加齢に伴い低下していく機能として、ミトコンドリアのエネルギー生成機能があります。

ミトコンドリアは糖分をエネルギーに変えるという大切な役割を果たしています。
ミトコンドリアの機能は年齢が上がるほど、うまく働かなくなり、十分なエネルギー量が作られません。

こうした機能不全は卵胞内の染色体コピーにも問題を起こします。
染色体は通常46本で、受精の際は男性と女性の染色体が23本ずつ分離・合体します。

ところが、この過程で染色体の転写ミスが起こることがあります。
23本ずつのはずの染色体が22本しかなかったり、多かったりと染色体の異常がみられることがあるのです。
こうした染色体異常によって受精に失敗したり、ダウン症をもった新生児が誕生する可能性が高まります。

□「卵子の老化」の原因

卵子の老化は年齢を重ねていくことによる不可避な現象です。
卵子が老化する直接の原因としては酸化ストレスが考えられています。

特に活性酸素は細胞機能の低下を促進しています。
卵子の老化に関して、その詳細なメカニズムがわかっていないことがたくさんあります。
最近では抗酸化剤を使用することで、酸化ストレスをできるだけ少なくしようとする治療法が用いられています。

□最後に

卵子の数の減少や卵子の質の低下など、卵子の老化は加齢による生殖機能の低下の一つです。
卵母は生まれてから増加することがなく、また年をとると卵胞の消費も増えるので、卵子の減少は避けられません。

ミトコンドリアの機能低下による染色体異常が起こる可能性の上昇など、質の低下もまだまだ分からない点が多いです。
しかし、現代の不妊治療は進化し続けています。
今後より有効な治療法ができることに期待したいです。

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