冷え性と不妊治療の関係!冷え性が妊娠に及ぼす悪影響をご紹介
公開日:2018/07/18 / 更新日:2019/12/04
2人目の妊娠ができずにお困りの方は、一度ご自身が「冷えやすい体質」ではないか確かめてみてください。
なぜなら「冷え性」が「2人目不妊」の原因であることが考えられるからです。
そこで今回は「冷え性と不妊」をテーマにお話しします。
1.不妊症とは?
不妊症とは「妊娠を望んでいるが1年間以上妊娠できない状態」のことを指す症候群の名前です。
2人目不妊は大きく捉えると、この不妊症に含むことができます。
症候群は「原因に関係なく、ある特定の症状が見られる状態」のことです。
そのため、考えられる原因は様々で、中には解明されていないものもあります。
ですが、数ある不妊の原因の中では、「冷え性」が大きな原因の1つであると言われています。
2.冷え性は「怖い」?
ここでいう「冷え性」は、皆さんが日頃よく耳にする「冷え性」と違いありません。
冷え性は、普段の生活に浸透しすぎているので、あまり「怖い」というイメージはありませんが、不妊症の方やこれから妊娠を望まれる方にとっては、非常に怖い存在になりえます。
3.冷え性と不妊の関係性
不妊症の一部の症状は「冷え性」によって引き起こされているといっても過言ではありません。
冷え性による影響は大きく分けて2つあります。
1つ目は「器官の冷え」です。冷え性になると、子宮などの妊娠に必要な器官まで冷えてしまいます。
人の体は冷えると活発にはたらかなくなります。
そのため、子宮などの器官も妊娠のための活動が十分に行えなくなる可能性が出てくるのです。
2つ目は「血行が悪くなる」ことです。冷え性になると、体は本能的に大切な臓器を温めるために体の中心に血を集めようとします。
その結果、体の末端部分に血が上手く巡らなくなります。つまり血行が悪くなるということです。
「血」は体中に様々な物質を運ぶはたらきをしているので、血行が悪くなると妊娠のために必要な養分が十分に行き渡らなくなります。
そうなると卵巣の機能が低下し、排卵障害や卵子の発達不足、着床障害などが起こることがあります。
このように、「冷え性」は妊娠の敵であると言えるのです。
4.まとめ
今回は「冷え性と不妊症」についてのお話でした。
「たかが冷え性」と侮ることなく、しっかりと冷え性対策を行い、効果的な不妊治療を行ってください。
今回のお話で何か疑問があった方や、2人目不妊についてのご相談がある方はお気軽にご連絡ください。一人一人の症状にあったアドバイスや治療をいたします。

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