漢方が不妊治療の救世主!?東洋医学の考え方と実践方法とは?
公開日:2018/01/07 / 更新日:2019/12/09
みなさんは、東洋医学と聞いてどんなことが浮かびますか?
体に良さそうというイメージを持つ方は多いものの、不妊治療と関係があると思っている人はほとんどいないでしょう。
身近な東洋医学である漢方や鍼灸というのは、正しく行えば体の不調、例えば不妊治療に効果が期待できるものです。
しかし、なじみがないために、「本当に効果あるの?」と疑う方も多いはず。
そこで、東洋医学がそもそも何かを知ることで、なぜ漢方・鍼灸が体の不調に効くのかを探っていきましょう!
◇東洋医学と西洋医学の考え方の違い
西洋医学が病気の原因を取り除く療法であるのに対して、東洋医学では体の自己治癒力を促進させて、自己治癒させる療法です。
そのため、治療法を病気に対して決めているのではなく、患者の体質に応じて決める必要があります。
一般的に、東洋医学には、体への悪影響が少ないイメージがあります。
しかし、実際には、治療が効きすぎたり体に合っていない療法を続けたりすると体に不調をきたします。
そのため、西洋医学以上に、自己判断ではなく専門医に相談することが重要です。
◇体質を知るための「気・血・水」
体質を見るうえでは、「気・血・水」という概念が重要となります。「血」は血液、「水」は水分のことです。「気」とは、この世のものすべてを形作る流れのことを指しています。
「気」については後ほど詳しくご説明します。
東洋医学では、この気・血・水が不足や停滞することによって体の不調が生じると考えます。つまり、東洋医学の治療は、いかにこの気・血・水の不足・停滞に対処するかということです。
気・血・水をよくするには、漢方や鍼灸、手技療法(マッサージ)がもちろんありますが、普段の食事や生活のリズムも重要です。
東洋医学で不妊治療を考えるなら、治療そのものももちろん、生活習慣も見直しましょう。
◇東洋医学における「気」とは
気の役割には主に5つあります。
1.体に活力を与える:体の活動を活発にする。
2.体を温める:体温を上げることで、体の活動を促進する。
3.体を守る:体に侵入する邪気を払う。
4.漏らさない:血や水が必要以上に体外に流出するのを防ぐ。
5.作る:体に必要な血・水・精(気・血・水のもとになるもの)を作る。
具体的に、気の不足・停滞による不調を紹介します。
気が不足すると、元気・やる気が出なくなります。
そのことで、冷え性や不妊症などの不調の原因になります。
一方、気の流れの停滞によっても活力が失われます。
例えば、うつ病は、この気の流れの停滞が原因だと考えられています。
いかがでしょうか?
東洋医学も理論に基づいて信頼できる医療だとご理解いただけたのではないでしょうか。
ただ、「気・血・水」という体質はなかなかわかりません。
そのため、あなたにあった不妊治療のために、東洋医学の専門家に相談しましょう。
東洋医学である漢方での不妊治療に興味のあるかたは、ぜひ「漢方の葵堂薬局」までご相談ください!

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