不妊治療を諦めるのはまだ早いかも!精子と卵子の出会いはそもそも大変!
公開日:2017/11/16 / 更新日:2019/12/09
読者のみなさんこんにちは。
読者の方々のなかには、かわいい赤ちゃんが欲しいと思い、日々不妊治療に励まれている方もいらっしゃることでしょう。
もしかしたら、これから不妊治療を始めようとしている方かもしれませんね。
不妊治療をしていると、どんなに前向きな人であっても
「頑張っているのになかなか成果が実らない」
「もう子供は難しいのではないのか?」
などと悩んでしまう時期もあるかと思います。
そう思ってしまうのも無理はありませんが、実は卵子が精子と出会うのは意外と大変なのです!
そこで今回の記事では、卵子と精子の出会いについてご紹介いたします。
◆まさに奇跡の出会い
精子と卵子の出会いは、実は意外と大変なもので、奇跡のようなものなのです!
卵子はまず排卵によって卵巣を飛び出し、「卵管采」にキャッチされ、取り込まれて卵管に入ります。
そして卵管に入ってすぐの「卵管膨大部」に、たまたま正常な精子が来ていれば、精子と出会うチャンスが生まれます。
このときに、例えば老化などの様々な原因から卵管が詰まっていると、この出会いのための道がふさがれてしまい、精子と出会うことができなくなってしまうのです。
また卵管采がうまく機能していなかったり、腹膜や臓器との癒着があったりすると、水腫、内膜症による血腫などの、器質的に卵を取り込めない問題が隠れていることもあるのです。
これらの問題や支障をすべて乗り越え、たまたま精子と卵子が出会って、受精するのです。まさに奇跡と言っても過言ではないでしょう。
◆受精が必要な理由
実は、卵子や精子以外の細胞は、核内に23体46の染色体を有していますが、卵子と精子は23個の染色体しか持っていません。
受精によってはじめて23体の染色体を持つ受精卵となるのです。
よって卵子と精子は、お互いにお互いの出会いを求めて存在しているとも言えます。
女性と男性という言い方に置き換えると、まさに女性は男性を、男性は女性をそれぞれが本能的に求め合っているとも言えるでしょう。
いかがでしたか?
精子と卵子の出会いについてご理解いただけたでしょうか?
精子と卵子の出会い、つまり受精は、とても尊くて奇跡的なものなのです。
なので、不妊治療がうまくいかないことを落ち込むのではなく、その奇跡を気長に待ってみる姿勢が時には大切かもしれません。
今回の記事が、少しでも読者のみなさんのお役にたてたら幸いです。
また、漢方で不妊治療を進めたいという方は、漢方の葵堂薬局にお問合せくださいね!

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