本当に痛いの?妊娠率が上がると言われる子宮卵管造影検査とは
公開日:2017/10/19 / 更新日:2020/09/05
不妊に原因を探る検査として誰もが一度は耳にしたことがあるのが、「子宮卵管造影検査」ですよね。
名前は聞いたことはあるけど、どのような検査なのか知らないという女性も多いのではないでしょうか?
今回は「妊娠しやすくなる」という子宮卵管造影検査について詳しくお話ししたいと思います。
■子宮卵管造影検査って何?
子宮卵管造影検査とは、卵管の通過性を調べるもので、不妊症の検査としては初期に行われることが多いものです!
卵管とは、排卵された卵子が子宮に向かう際の通り道のことで、この卵管が詰まっていたり、ポリープや癒着などがあったりすると不妊症の原因となります。
従って、タイミング法はおろか、人工授精を行っても妊娠は期待できないとされています。
子宮卵管造影検査によって、子宮に造影剤を注入することで、子宮や卵管の異常を調べることが出来るのです!
■検査後6か月はゴールデンタイム
子宮卵管造影検査のメリットとして挙げられるのが、検査後6か月の妊娠しやすい期間があるということです。
子宮卵管造影検査は、検査でありながら、造影剤が卵管を通ることによって軽度の詰まりや癒着を解消してくれるという効果があります。
検査によって卵管の詰まりが解消されることで、検査後6か月は妊娠しやすくなるそうなので、この期間は積極的にタイミング法などに取り組むのがおすすめです!
■痛みには個人差が
しかし、子宮卵管造影検査は痛みが強い検査としても有名ですよね。
インターネットで検索しても痛くてたまらないという意見が多く、不安になってしまう人も多いのではないでしょうか?
実は、この検査の痛みは本当に個人差があり、全く痛みを感じない人から激しい痛みを訴える人までバラつきが大きいと言われています。
また、医師の技術によっても左右されるので、痛みが心配の方は出来る限り経験を積んだ医師にお願いする方が良さそうです。
■検査を受ける前に
子宮卵管造影検査は痛みを考えても、メリットが多く、とても重要な検査です。
もし検査を受けられる場合は、以下のことに注意しましょう!
まず、子宮卵管造影検査後には妊娠しやすい期間があるため、正常な排卵が起こっているか、黄体機能不全ではないかなどは事前にチェックすべきです。
また、基礎体温表をつけ、妊娠可能なコンディションを整えてから検査をすることで検査のメリットを効果的に享受出来ます。
いかがでしたか?
子宮卵管造影検査には大きなメリットがあり、不妊治療に取り組んでいる方は検査を検討してみてはいかがでしょうか?
痛みが不安な方も、妊娠しやすいゴールデンタイムのために少し頑張ってみるのも良いかもしれませんね!

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